水晶とガーネット(柘榴石)の群晶 [鉱物図鑑:石榴石(珪酸塩鉱物)]
水晶とガーネット(石榴石)の群晶(中国産)です。5mm程度の小さなガーネット(石榴石)の結晶が水晶と一緒に一面ついてます。
ガーネットはざくろ(柘榴)の実の様な結晶をしている事から和名は柘榴石。英名のガーネット(garnet)は種子のgranatusに由来してます。確かに種みたいですね。
因みにガーネット(石榴石)と言っても成分が異なる複数の石の総称です。(2価金属)3(3価金属)2(SiO4)3という組成の珪酸塩なのですが、金属の組み合わせで色々な種類があり、色も様々です。苦礬柘榴石(パイロープ) ,鉄礬柘榴石(アルマンディン),満礬柘榴石(スペッサルティン),灰クロム柘榴石(ウバロバイト),灰鉄柘榴石(アンドラダイト),灰礬柘榴石(グロッシュラー)等があります。更に細かい組成で細かく分類できますが、興味の無い方にはどうでも良い話かな。
日本でも多数産出するので、鉱山跡のズリに採りに行く方も居るとか・・・。
【一点物】ガーネット他2種鉱物共生クラスター131g【希少石】 |
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