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水晶と黄鉄鉱(パイライト)・閃亜鉛鉱の共生結晶 [鉱物図鑑:石英・水晶(珪酸塩鉱物)]

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ペルー産の黄鉄鉱(パイライト)と共生した水晶(ロック・クリスタル)のクラスターです。サイズ:45mm×32mm

水晶は、多くの鉱物と共生した結晶を見ることが出来ます。その中でも『黄鉄鉱(パイライト)と共水晶』・・・鉱物コレクターが、最も目にする機会が多い共生が、これではないでしょうか(そんなことない?)?
 
写真の水晶は、ペルーのセロデパス地区にあるHuaron鉱山産になります。 ここは、ペルーの主要な鉱山の一つで、銀をはじめ亜鉛,鉛等を産出するそうです。ここで産出する水晶の標本は、写真の様に黄鉄鉱(パイライト)や黄銅鉱,閃亜鉛鉱,菱マンガン鉱といった金属鉱物と共生した物が多いのが特徴的です。写真の水晶クラスターも黄鉄鉱(パイライト)だけでなく、裏には閃亜鉛鉱もついてるんですよ。
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この水晶は、可愛いサイズの水晶のクラスターの根元にキラキラと黄鉄鉱(パイライト)が共生していて、ガラス光沢の水晶と金属光沢の黄鉄鉱(パイライト)のコントラストが美しい標本です(幾つかポイントが欠けているのが、残念・・・)。アンデスの地中深くから掘り出されたこの結晶を眺めながら、未だ見ぬ遠くアンデス山脈に思いを馳せたりするのでした。

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