魚眼石（アポフィライト） [鉱物図鑑：フィロ珪酸塩]
インド ナシク（Nashik）産のオレンジ色の魚眼石（アポフィライト）です。小さいサイズですが、結晶の色も形も面白いでしょう？サイズ：28mm×36mm
同じインド産の魚眼石は、プーナ産として、鮮やかなアップルグリーンの結晶と透明でキラキラと美しいクラスターをご紹介したのですが、この結晶はオレンジの濃淡が楽しめる変わった色の魚眼石（アポフィライト）になります。魚眼石は、不純物が無いと無色透明の結晶ですが、有名なプーナのパシャン・ヒルで採れる緑が鮮やかな結晶には、バナジウムが多く（０．２％）含まれるのだそうです。では、（私も知らないのですが）この橙色の発色は、何に由来してるんでしょう？
微量に含まれる成分で発色が変わる魚眼石は、集め始めると、はまってしまいます。またいずれ、コレクションの中から色々な魚眼石をご紹介しようと思います。流通している魚眼石の多くは、透明か緑の結晶が多いのですが、その他にもたくさんの色や形が楽しめますよ。
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我が家のアポフィライトは白（一部透明）なので、
カラーアポフィライトを”珍しい～”と拝見させていただきました。
タンジェリンクォーツの色は確か鉄に由来しているので、
もしかしたらこちらのアポフィライトも鉄に由来しているかもしれませんね。
（想像ですが・・・＾＾；ゞ）
by 小夜 (2008-05-23 09:27)
名前が詩的でいいですね！
by アヨアン・イゴカー (2008-05-23 09:29)
小夜さん こんばんは。
そうですね～。鉄の発色という可能性もありそうですね～。
しかし、ちょっとした事で色が全く違ってくるのは、なんとも不思議です。
アヨアン・イゴカーさん こんばんは。
仰る様に、石の名前は、響きの良い物がいっぱいあるきがしますね。
by optimist (2008-05-23 22:10)