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行ってきました!第21回 東京国際ミネラルフェア(第2回) [雑記(鉱物関連)]

前回の続きです。
特別企画の「ゾルンホーフェンの化石」の展示内容についてご紹介しようと思います。
今回の特別展示会場は、係りの方に確認しましたが、特に撮影の制限は無いとの事でしたので、沢山写真を撮ってきましたよ。

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アーケオプテリクス(アルカエオプテリクス:始祖鳥)の全身骨格(レプリカ)

メイン?は、上の写真の始祖鳥全身骨格(レプリカ)と蛍光する化石(↓)でした。
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蛍光灯とブラックライトが交互に切り替わるという展示方法で、ブラックライト下で撮影したのが下の写真です。写真だとどうしても暗く写ってしまいますね・・・。実物は、もう少しはっきりイエロー~グリーンに蛍光しているのが分かったのですが。
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エガー・ティプラリウスというエビ類です。10本の歩脚を持つので、甲殻類十脚目と呼ばれるそうです。他にも、デンドライトの時にご紹介したゾルンホーフェン産の石灰岩中に見られる化石が多数展示されていました。

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プロピゴラムピス・ブロンニ:全長18cmもある巨大なアメンボウです。

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ヒプソコルムス(Hypsocormus)

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エリオン(Eryon):歩行性のエビ類です。デンドライトを背負ってるのが、面白かったです。

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デンドライトも大きな物が展示されていました。ちゃーんと偽化石との表示もありましたよ。

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ネオケトセラス(Neochetoceras):アンモナイト類

ゾルンホーフェンでこんなにも多様な化石を産出するのは、ここが、ラグーンだったからなんだそうです。海綿と珊瑚によってできた礁が湾を塞ぎ、浅瀬を作ったと考えられ、一部は水面に顔を出す多島海(アーキペラゴー)だという学者もいるとか。そんな環境なので淡水・海水・陸上生物の多様な化石が産出するんですね。
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アヨアン・イゴカー

これは素晴らしい!どの化石も美しいですね!
18センチのアメンボウ。巨大です。現代にいたら、結構脅威ですね。
by アヨアン・イゴカー (2008-06-08 10:46) 

optimist

確かに、巨大な蜻蛉とかゴキブリとか、あまり出会いたくないですね。
現代に住んでて良かった~。
by optimist (2008-06-08 22:14) 

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