ブラジル石(ブラジリアナイト) [鉱物図鑑:燐酸塩鉱物]
今日は、ブラジル石(ブラジリアナイト)をご紹介します。勿論、産地は、名前の由来でもあるブラジルです。サイズ:20mm×11mm
元々は、クリソベリルだと思われていたのが、後に新鉱物である事が判明して発見されたブラジルに因んでその名がついたんだそうです。因みに新種宝石として認定されたのは、1945年と結構最近なんですよ。
黄色~淡黄緑色の綺麗な石で、よくクリソベリルやトパーズと混同されます。ブラジルの中でもミナスジェライス州の南部という極一部の地域でしか産出しないそうで、最近は結構値段が上がってきている気がします。
この地域からは、曹長石(アルバイト)からなる花崗岩ペグマタイト中に産出し、燐灰石(アパタイト)や電気石(トルマリン)も採れるそうです。
結晶面が綺麗で、キラキラと淡黄緑色に惹き付けられます。
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