琥珀（アンバー）

今日は、自分のコレクションからではなく、先日行って来た国立科学博物館の特別展『菌類のふしぎ』で見つけた琥珀（アンバー）をご紹介します。


この琥珀（アンバー）は、ちょと変り種。中にキノコが閉じ込められているそうです。よく昆虫等が閉じ込められた物が高額で取引されていますが、それのキノコ版です。

そもそも琥珀は、古代の樹脂が化石化した物なので、一般的な鉱物のイメージからするとイレギュラーな鉱物です。珊瑚や鼈甲、真珠といった宝石は、生物が作った物で、鉱物ではありません。その点琥珀も植物の樹脂ですから鉱物じゃないんじゃないかな～なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんね。樹脂のままだと、生物が作った有機質ですが、これが時間をかけて化石化する事で鉱物の仲間として認められるんですよ。貝殻は鉱物じゃないけど、古代の貝殻がオパール化すると鉱物に分類されるのと同じなんですね。

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コメント 4

琥珀も綺麗ですね。
中にたくさん入っているものの方が価値観があると聞いたような気がしますが・・・
by yukitan (2008-11-11 00:07) 

ジュラシックパークみたいなことにならないかな？
by 花火師 (2008-11-11 00:16) 

昆虫入りはよく行く天然石店でみます＾＾
キノコははじめてみます！！＾＾
by みやび (2008-11-11 17:16) 

yukitan さん、こんばんは。
虫入りは見たことがありますが、流石にキノコ入りというのは、私も初めて見ました。

花火師 さん、こんばんは。
私もそれちょっと考えましたよｗ
割って取り出したら胞子から・・・

みやび さん、こんばんは。
私も始めて見ました。出来れば自前のコレクションからご紹介したかったのですが、流石にキノコ入りは持ってないもので・・・＾＾；
by optimist (2008-11-11 22:20)