蛍光鉱物の蛍光写真(灰重石(シェーライト)の蛍光) [鉱物図鑑:タングステン酸塩鉱物]
山口県 岩国市 二鹿 喜和田鉱山
これは国産の灰重石(シェーライト)の結晶です。左が蛍光下、右が短波紫外線(ピーク波長:245nm)をあてて撮った物です。
蛍光灯下では、白~灰色のなんだかパッとしない石ですが、短波紫外線で、写真の様に青白い蛍光を発します。これまた、前回の珪酸亜鉛鉱(ウイルマイト)同様に、蛍光時の色とギャップが大きい鉱物です。
長波紫外線では蛍光が弱く楽しめませんが、今回は、短波紫外線をあてたので、鮮やかな青白い蛍光をご紹介する事ができました。ただ、短波紫外線は有害ですので、サングラス等で眼を保護して下さい。くれぐれも、直視なさらぬように!
紫外線を当てると、まるで銀河系のような模様ですね。
by アヨアン・イゴカー (2008-12-21 13:15)
アヨアン・イゴカー さん、こんばんは。
何となく、宮崎アニメの『天空の城ラピュタ』の一シーンを思い出されます。
実際に、灰重石の坑道を短波UVで照らしたら、きっと満天の星空のようなんでしょうね。
by optimist (2008-12-21 21:59)
おおお、きれいですー。色合いといい、星空のような模様といい、確かにラピュタっぽい。坑道を短波紫外線で照らす…想像しただけでうっとりしちゃいますー。
by 素風 (2008-12-22 02:20)
素風さん、こんばんは。
実際には短波UVを直視しちゃいそうなので、怖そうですが、照らされた状態を想像すると・・・きっと素敵ですよね♪
by optimist (2008-12-22 23:50)