蛍光鉱物の蛍光写真(岩塩/ハライト の蛍光) [鉱物図鑑:その他]
Detroit Salt Company Mine, Detroit, Wayne Co. Michigan, USA
前回の異極鉱と違い、今日ご紹介するのは、蛍光性を示す定番鉱物の一つ、岩塩です。左が蛍光灯下、右が短波紫外線(ピーク波長:254nm)をあてて撮影した写真です。
純粋な岩塩は蛍光不活性ですが、適当な活性因子を含む事が多く、主にピンク色やオレンジ色、そしてこの岩塩のように赤色に蛍光する標本が多数あります。
ポーランド産に、短波紫外線でピンクの蛍光を呈する物や、カリフォルニア州アンボーイ産の岩塩は鐙赤色を呈する事が知られています。
活性因子とは、例えば前述のカリフォルニア産岩塩の場合,不純物として含まれる鉛(Pb)とマンガン(Mn)です。鉛(Pb)イオンによって吸収された紫外線エネルギーがマンガン(Mn)イオンに伝わりマンガンのの電子遷移によって鐙赤色に蛍光する事が分かっています。
写真のデトロイト産蛍石の活性因子は分かりませんが、色から推測すると、やはりマンガンが関係しているような気がします。
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へ岩塩も蛍光を出すんですね。
今度うちの岩塩も試してみます。
その前に探し出さねば…^^;
by すうちい (2010-08-14 00:24)
すうちい さん、こんばんは。
私の場合、以前探し出したら溶けていた・・・という苦い経験があります^^;
by optimist (2010-08-21 22:01)