天青石(セレスタイン) [鉱物図鑑:硫酸塩鉱物]
マダガスカル産の天青石(セレスタイン)です。サイズ:25mm×40mm(最大のポイント長:15mm)
この標本は小さいですが、透明度が高く文字通り空色の綺麗な結晶です。
天青石は18世紀にシチリア島で発見され、空色(coelestis:セレスチアル)から名前が付けられました。主成分は硫酸ストロンチウムで、ストロンチウムの重要な鉱石の一つです。
この標本の産地マダガスカル島では、堆積岩からノジュールとして産出され、割ると内部の空洞のなかに天青石の結晶が密集して産出します。そのため、売られている標本はノジュールを割った状態が多いです。ちょうどジオードと同じ様な感じですね。
コメント 0