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魚眼石(アポフィライト) [鉱物図鑑:フィロ珪酸塩]

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前回と同じインド ナシク(Nashik)産の褐色の魚眼石(アポフィライト)です。小さいサイズながら、光沢のある立方体の結晶が母岩上に乗ってます。サイズ:28mm×26mm

ラベルを見ると前回ご紹介したオレンジの魚眼石と同じ産地なのですが、色は濃いチョコレートブラウンで結晶も立方体です。キラキラと表面が光って、なんとなく甘そうです。私もよく石を紹介するのに、『美味しそう』とか『甘そう』という表現を使いますが、別に私が食いしん坊って訳じゃあ無いですよ。実際、砂糖菓子や飴細工みたいで美味しそうに見えるんですって。
ところで、魚眼石の名前の由来は、見る角度によって結晶の中がぼんやり光り、魚の目ように輝くことから付けられたそうです。でも、この結晶を見ても、そんな光は見えず、結晶面がつるんとしてテカテカ光ってます。沸石の母岩上についてるから、言われれば魚眼石なのかなーって感じです。

実際、知識として知っていても、今までご紹介してきた魚眼石を並べて比較すると、それらが同じ種類の石とは思えないんですよ・・・。だからこそ、面白くてコレクションが溜まっていくんですけどね。
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