魚眼石(アポフィライト)と束沸石(スティルバイト)の共生結晶 [鉱物図鑑:フィロ珪酸塩]
インド産の魚眼石(アポフィライト)と束沸石(スティルバイト)の共生結晶です。サイズ:46mm×31mm
真っ白な束沸石(スティルバイト)の布団の上で、透明な魚眼石(アポフィライト)が寝相悪く横になっている。枕は、ダブルポイント(両錐)の透明な魚眼石。そんな風に見えませんか?なんとな~く、見てると眠くなってくるような・・・。
さて、束沸石は白色やピンクを良くみかけますが、写真の結晶も純白で整った形をしています。束沸石の標本の中には、稀に無色透明の結晶も標本としてみかける事もあるのですが、いつか手に入れたいものです。
魚眼石と束沸石の共生結晶は定番の一つですね。魚眼石は、他の鉱物との共生結晶が多く見られますが、特に沸石類と一緒に産出されます。どちらも、アクセサリーや宝石として流通する事は少なく、主に鉱物コレクター向けに原石として販売されています。
コメント 0