孔雀石(マラカイト) [鉱物図鑑:炭酸塩鉱物]
今日は孔雀石(マラカイト)の大型標本です。サイズ:200mm×150mm
孔雀石の名は、模様が孔雀の羽の模様に似ていることに由来します。自色鉱物で、粉にしても緑色なので、古代より顔料の材料として古くから利用されていたようです。クレオパトラがアイシャドウに使っていたと言うのは有名な話ですね。
古代の化粧品としては、以前ご紹介したラピスラズリも知られています。いずれにしても化粧品として昔から高価な材料が使われていたんだな~なんて思ったりします。
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これはどのように生成するのでしょう?泡のように見えますが、溶岩が沸騰して固まるようにできるのでしょうか?しかし、青緑であることがもっと不思議です。
by アヨアン・イゴカー (2008-10-20 08:33)
アヨアン・イゴカー さん、こんばんは。
実際には、泡ではなくて細かい針状結晶が同心円状に並んで球形を作っているんですよ。銅の鉱床が水中の炭酸等でゆっくりと錆びて行く事で成長するそうですが、不思議ですよね。
by optimist (2008-10-21 00:16)