虎目石(タイガーズアイ) [鉱物図鑑:テクト珪酸塩]
今日は原石ではなく、虎目石(タイガーズアイ)のペンダントトップです。
虎目石(タイガーズアイ)は、お高い石ではなく、収集家としてはありがたいです。写真の虎目石は、ペンダントトップに加工されています。虎目石は、美しい縞模様を楽しむために、基本的には研磨された状態で販売される事が多いです。
結構アクセサリーやタンブルとしても見かけまる虎目石ですが、角閃石の一種でケイ酸塩鉱物なんですが、青石綿(クロシドライト)に石英(クォーツ)が染み込んで出来た混合石の呼称です。そう、青石綿と言えば、昨今良く聞くあのアスベストの一種です。しかも白石綿(クリソタイル)より発癌性が高いとされ、中皮腫の原因物質なんですね~。お~怖い。
と言っても虎目石(タイガーズアイ)の場合は、石英が染み込んで固めてしまっているので飛散する事は無いので、ご心配なくw。この綺麗な虎目模様は、青石綿に含まれる鉄分が酸化して、写真の様な色と縞模様になっています。金褐色の虎目石に対して、鉄分が酸化する前の灰青色だと鷹目石(ホークスアイ)なんて呼ばれます。
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