緑柱石(ベリル)/エメラルド [鉱物図鑑:シクロ珪酸塩]
5月の誕生石として知られる宝石、エメラルドです。これまでにも何度かエメラルドはご紹介してますが、久々の登場ですw
このエメラルド、購入したお店の方からは、ブラジル産とお聞きしているのですが、ラベルを頂かなかったので、詳細は不明です。
エメラルドの名前は『緑色の宝石』を意味するラテン語の『smaragdos』に由来するという説があります。『smaragdos』が、フランス語の『esmeraude』を経て『emerald』になったとか。そんな由来にふさわしい透明度の高い緑色の結晶が母岩に乗った標本です。
蛍光鉱物好きな私としては、残念なのですが、蛍光するエメラルドは殆どありません。逆に言えば、極僅か存在するそうです。産地によってはクロムに由来すると思われる赤色蛍光をする結晶が見られるそうです。
他にもクラックの処理として樹脂が含浸されると青白色~微青白色、そしてオイル含浸されたエメラルドだと黄緑色の蛍光する事があるそうです。このような蛍光は、見つけてもあまり嬉しくないですね・・・^^;
透明度が高くきれいですね!
私の誕生石がエメラルドですが、透明度の高いのは
きわめて値段が・・・><
by にゃんこ (2009-03-23 12:28)
にゃんこ さん、天然エメラルドは高いですよね~。
それだけに、緑色が吸い込まれるようなエメラルドには、不思議な魅力がある気がします。
by optimist (2009-03-23 22:08)
宝石というのは、こうやって突然変異のように、一部だけ変化して生成するのですね。
よい発想などもこんなものなのかもしれませんね。あるいは定理や公式と言うものも。鶏群の一鶴。
by アヨアン・イゴカー (2009-03-24 09:42)
アヨアン・イゴカー さん、こんばんは。
そうですね~。純粋な成分が集まって結晶化する。そして結晶化した成分はその周囲とは全く違った姿を見せる。本当に不思議ですね。
by optimist (2009-03-26 23:14)