藍鉄鉱 [鉱物図鑑:燐酸塩鉱物]
Morococala Mine, Huanuni, Oruro, Bolivia
第24回東京国際ミネラルフェアで購入してきた藍鉄鉱(ビビアナイト)です。サイズ:40mm×20mm
藍鉄鉱は、写真のように、藍青色をしています。でも実は、地中では無色なんだとか。空気に触れると、球速に酸化されてこのような色が着くそうです。色は酸化の進み具合で、灰青色から濃青色、濃緑青色と変化するそうです。
藍鉄鉱は、鉄のリン酸塩鉱物ですが、ゆっくりと色が変化するため、美しい状態で観賞するには、密閉ケース中で、遮光保存する必要があるという、箱入り娘。
そのためアクセサリーにななりませんが、この儚い美しさこそ、原石で楽しむ醍醐味と言えるかもしれませんね。
藍鉄鉱 (13642)10P09Jan16 |
とても綺麗な色の藍鉄鉱ですね…!
写真の感じでは濃緑青色に見えるので、酸化が進んだものでしょうか。濃青色のものも見たいですが、保存が大変そうですね。>この鉱物に限らず、酸化する鉱物全般に共通する悩みですが〜(^^;)
by ruya (2011-06-08 22:20)
ruya さん、こんにちは。
すっかり、こっちのブログがほったらかしで、お返事が遅くなってしまいました。申しわけありません。
この藍鉄鉱は、ご指摘の通り、かなり酸化が進んだ標本です。
予算が十分確保できれば、温室度をコントロールするようなケースの導入や、窒素充てんしたような容器なんてのも手を出したいのですが、今のところは無理かな^^;
by optimist (2011-07-31 14:19)