ダイオプティーズの群晶 [鉱物図鑑:シクロ珪酸塩]
以前ご紹介したのと同じカザフスタン産の翠銅鉱(ダイオプティーズ)ですが、微結晶が集まって群晶を作った標本です。サイズ:38mm×43mm
写真のように、珪孔雀石のカーテンに包まれるようにして、大きめの結晶をたくさんの結晶が取り囲む素敵な雰囲気を醸し出しています。そのままだと、ひっそりと奥のほうに結晶があるのでやや見難いんですが、光をあってやるとその鮮やかなグリーンが浮かびあがってきます。
前回の結晶とはまた違った良さがあって、どっちも甲乙付けがたいって感じです。ほんと、宝石のエメラルドより鮮やかな翠銅鉱(ダイオプティーズ)の結晶は、眺めていると吸い込まれそう・・・。撮影技術が未熟なので、この雰囲気が上手くお伝えできないのが歯がゆい感じです。
翠銅鉱の英名は、ダイオプティーズ(dioptase)ですが、これはギリシャ語の『透してよく見える』という意味のdiaopsomaiに由来しているそうです。
5125【翠銅鉱】エメラルド銅鉱 美結晶!! 上級品 カザフスタン産:瑞浪10P09Jan16 |
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