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蛍石(フローライト)と方鉛鉱(ガリーナ)の共生結晶 [鉱物図鑑:蛍石]

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Rogerly Mine Frosterley, Weardale, North Pennines, Co Durham, England

今回も、イギリス産の蛍石(フローライト)です。サイズ:37mm×31mm

紫外線で強蛍光を示すイギリス ロジャーリー産の蛍石は、何度目かのご紹介となりますが、この写真のクラスターは一部に黒い方鉛鉱(ガリーナ)を見る事が出来ます。反対側から見ると、一部ガリーナの金属光沢も見えますが、こっちからの撮影だと、蛍石は美しいのですが、ガリーナが今一地味です・・・。このような蛍石と方鉛鉱の共生結晶は、珍しい物ではありませんが、産状が分かる資料として面白いと思います。

蛍石が好きとは言え、このイギリス産の蛍石だけで幾つ持ってるんだ!って突っ込みが入りそうですが・・・でも結晶の大小,共生している結晶の種類等で、それぞれ違った趣があり、つい新しい子を買ってしまうんです・・・。それに、リンクをはらせて頂いているYASUさんの『地中に舞う蛍』をご覧になれば分かるように、上には上がいますから^^;
 
 
ところで、最近オモチャに気が生えた4W蛍光灯ブラックライトでの撮影に限界を感じたので、LEDタイプのブラックライトを買ってみました。今までより蛍光している写真がちゃんと撮れるようになりましたので、そのうち白熱灯下とブラックライトでの蛍光比較シリーズでも続けてご紹介したいと思います(ちょっと、時間に余裕が無いので、実行はまだ先になるかも・・・)。

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因みにブラックライトで長波紫外線をあてると、当然ながらガリーナは光らず、蛍石が青く蛍光します。

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素風

この標本もきれいですー。蛍石、おもしろいですよねえ。愚息も今、蛍石が旬なようで、ブラックライトをあてて楽しんでいます。蛍石の照明比較シリーズ、楽しみにしています! お時間に余裕ができたらぜひ。
by 素風 (2008-07-05 10:04) 

アヨアン・イゴカー

紫外線を当てると、こんなに色が変化するのですね。
舞台でブラックライトをブラックライトシアターとして使ったことがありますが、
暗黒の前に蛍光塗料の塗られた部分と白色に近いものが見えて、とても綺麗でした。宝石の鑑賞にも使うんですね!
by アヨアン・イゴカー (2008-07-05 22:02) 

optimist

素風さん こんばんは。
ちょっと、今忙しくて11月位まで時間が出来そうにないんですよね^^;
と言いつつ、なんとかこのブログの時間だけは死守してるって感じです。
気長にお待ちください。

アヨアン・イゴカー さん。面白い照明として使われる事も多いですが、美術品やお札、鉱物の鑑定にも使われたりしますね。結構面白いので、はまるとなかなか止められませんw。
by optimist (2008-07-05 22:28) 

秋葉ゑこう

はじめまして。
当方もロジャリー鉱山の蛍石発光させて遊んでました(笑)
秋葉原の秋月電子で500円にて購入したLED発光キット(LEDは交換=紫外線LEDの方がずっと高かったです)は単三電池1本で、一晩中つけっぱでも、電池切れしないので、この間は一晩中光らせてましたよ(笑)
結構明るいです。
by 秋葉ゑこう (2008-07-10 15:08) 

optimist

秋葉ゑこう さん
拙ブログに起こし頂き、ありがとうございます。

この強蛍光の蛍石は本当に面白いですよね~。
ブラックライトは、蛍光灯とLED両方持ってますが、発熱量も寿命も全く違いますね。
by optimist (2008-07-10 22:46) 

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