翠銅鉱(ダイオプティーズ) [鉱物図鑑:シクロ珪酸塩]
以前ご紹介したカザフスタン産,ナミビア産に続き、コンゴ産の翠銅鉱(ダイオプティーズ)をご紹介します。サイズ:42mm×31mm
既にカザフスタン産,ナミビア産をご紹介したように、翠銅鉱(ダイオプティーズ)は、その美しい光沢と深いグリーンが素敵でエメラルドと比べても遜色のない鉱物だと思います。しかし、小さな結晶で産出すること多い,硬度5と柔らかい,劈開があるという点から宝石に加工されることはありません。
写真の翠銅鉱は、昔、東京国際ミネラルフェアで購入した物になります。これまでご紹介した物と異なり母岩付ではありませんが、非常に濃い緑が印象的なクラスターです。同じ翠銅鉱でも産地やその標本毎に雰囲気が違うのが、不思議ですが、そこがまた天然石の魅力ですね。
5404【翆銅鉱】ダイオプテース、カザフスタン美結晶:瑞浪10P09Jan16 |
美しい緑青ですね。絵の具ではこういう色を再現するのは、難しそうです。
本当に、色、特に光を当てられた色の美しさは、実物以外に再現のしようがない、と思います。
by アヨアン・イゴカー (2008-07-06 10:57)
アヨアン・イゴカー さん こんにちは。
おっしゃるように、何かで同じ物を表現する事はできないですよね。
でも、絵画などでは、ずばりその物ではなく、自分が受けた感動を表現する事が出来るのが素晴らしいと思います。
と言っている私は、写実的な絵しか書けないのですけど・・・。
by optimist (2008-07-06 14:47)