紅水晶/ローズクォーツ [鉱物図鑑:石英・水晶(珪酸塩鉱物)]
Minas Gerais, Brazil
紅水晶(ローズ・クォーツ)のクラスターです。
ピンクから薄紅色を呈する水晶は、皆ローズクォーツとよばれます。不透明なものから透明度の高い物まで様々で、その発色原因もそれぞれ異なります。
殆どの紅水晶は不透明で、アクセサリー等に加工されますが、透明度が高く綺麗な結晶になった物は稀で、高額で取引されています。今入手できるのは、基本的にはブラジルのミナス・ジェライス州産のようです。
写真の結晶は直径30mm程なのですが、結構高いんですよね。これが・・・。
因みにローズクォーツ(紅水晶)の発色は、含有物のチタンやマンガン等に起因するらしいですが、結晶化したローズクォーツ(紅水晶)の発色はリン酸塩やアルミニウムによるという説もあり、一般に良く知られているくせに、まだまだ分からない事も多い鉱物なんですよ~。
【ブラジルピトラ鉱山産】【ローズクォーツ結晶】クラスターローズクォーツ 結晶 クラスター 【... |
玉琢かざれば器を成さず、とは言うものの、磨いて成形してしまえば、もとの美しさが消滅してしまいます。
原石と左下の写真をみてそう思いました。
by アヨアン・イゴカー (2009-09-27 10:14)
アヨアン・イゴカー さん、こんばんは。
ローズ・クォーツは、塊状で産出する事が多いので、加工品が目立ちますね。
私も、原石そのままの美しさが一番好きです。
by optimist (2009-09-29 00:00)