透緑閃石 [鉱物図鑑:イノ珪酸塩]
愛媛県 新居浜市 五良津山
今日ご紹介するのは、透緑閃石(アクチノライト)です。サイズ:45mm×22mm
透緑閃石(アクチノライト)は、緑閃石、アクチノ閃石、陽起石とも呼ばれます。
組成によって色が異なり、マグネシウムを多く含むと灰白色ですが、本標本のように緑色が強い物は鉄が多く含まれるものです。
前回ご紹介したひすい輝石を主成分とするのは硬玉(ジェダイト)ですが、この透緑閃石や透閃石からなる石は軟玉(ネフライト)と呼ばれます。一般にひすいと言えば、ひすい輝石の方ですが、西洋ではひすいの定義が曖昧だったせいか、軟玉もひすい扱いされていたそうです。
日本では古来から区別されてきた二つの石ですが、西洋で硬玉と軟玉の違いが、フランスの鉱物学者ダモーラによって科学的に示されたのは1863年の事。随分近年になってからですね。
ジャパン・ミネラルさんのブースに置かれていた、ダンボール中にゴロゴロしていいた標本中に、ひすい輝石と透緑閃石を見つけたので、丁度比較に良いと、両方買ってみました。
今日ご紹介するのは、透緑閃石(アクチノライト)です。サイズ:45mm×22mm
透緑閃石(アクチノライト)は、緑閃石、アクチノ閃石、陽起石とも呼ばれます。
組成によって色が異なり、マグネシウムを多く含むと灰白色ですが、本標本のように緑色が強い物は鉄が多く含まれるものです。
前回ご紹介したひすい輝石を主成分とするのは硬玉(ジェダイト)ですが、この透緑閃石や透閃石からなる石は軟玉(ネフライト)と呼ばれます。一般にひすいと言えば、ひすい輝石の方ですが、西洋ではひすいの定義が曖昧だったせいか、軟玉もひすい扱いされていたそうです。
日本では古来から区別されてきた二つの石ですが、西洋で硬玉と軟玉の違いが、フランスの鉱物学者ダモーラによって科学的に示されたのは1863年の事。随分近年になってからですね。
ジャパン・ミネラルさんのブースに置かれていた、ダンボール中にゴロゴロしていいた標本中に、ひすい輝石と透緑閃石を見つけたので、丁度比較に良いと、両方買ってみました。
パワーストーンアクチノライト(透緑閃石)セット11【あす楽対応】 |
「化石・鉱物フェアー」、自分も都合が良ければ行ってみようかなと思います。知識は少なくても、見てるだけでとても楽しいですね。神奈川県内で、近くです。翡翠の話も勉強になりました。よかったら、この前と同じオパールですが、画像を載せたので見に来てください。前よりきれいに写せています。
by moritake (2010-01-31 23:00)
moritake さん、こんばんは。
早速拝見させていただきました。撮りなおしされただけあって、素敵な写真でしたよ♪
有隣堂での『化石・鉱物フェアー』は、毎年の恒例になってますから、また企画されていたらお知らせしますね。
by optimist (2010-02-01 22:19)