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鉱物図鑑:蛍石 ブログトップ
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蛍石(グリーン・フローライト) [鉱物図鑑:蛍石]

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Rogerly Mine Frosterley, Weardale, North Pennines, Co Durham, England

イギリス産の強蛍光の蛍石(フローライト)です。サイズ:66mm×52mm

母岩をビッシリと石英?の微結晶が覆っていて、その上にグリーンフローライトの六面体結晶が乗っている標本です。結晶の透明度はありませんが、石英の白と蛍石の緑の対比が美しいです。また、この産地特有の長波紫外線で青白い強蛍光を楽しむ事も出来ます。

この産地の蛍石は沢山持っていますが、褐色の母岩上に蛍石が乗った物ばかりで、白い結晶(多分、石英だと思います)との共生結晶は、写真の品だけです。最大の結晶は2cm近く迫力もあるので、デスクの上に飾ったりして楽しんでるんですよ。

蛍石(フローライト) [鉱物図鑑:蛍石]

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Okorusu Mine, Otjiwarongo, Namibia

9月最初にご紹介するのは、美しい結晶のナミビア産の蛍石(フローライト)です。サイズ:44mm×32mm

写真の標本は、両面がブルー~パープルの蛍石に覆われています。結晶面も滑らかで小ぶりながらも綺麗な標本です。

このナミビアは、アフリカの南西部に位置しており、世界でも有数の鉱物資源に恵まれた国です。中でも北部に位置する標高約1700mのOkoruso山は、ナミビア最大の蛍石鉱山として知られています。標本として出回っている蛍石の産地としても有名で、特にきれいな蛍石を産します。蛍石を集めるなら一つ位は欲しいな~と思っていた産地なのでした。
フローライト ナミビア産

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価格:29,400円(税5%込、送料別)


八面体の蛍石(フローライト) [鉱物図鑑:蛍石]

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劈開させて作った八面体結晶です。中国産で、一辺が2cmあります。

劈開させた後研磨しているので、原石の美しさを楽しむという訳には行きません。が、これはこれで、透明度が高く、淡いグリーンが綺麗な一品です。沢山ある劈開させて作ったフローライトの八面体結晶の中でも気にいってる子なんですよ。

沢山あるにも関わらず、何故かこれを買い続けるのは、もはや病気しとしか言いようが無いかもしれません^^;
その分他の石に回したら?とも思うんですけどね。

蛍石(グリーン・フローライト) [鉱物図鑑:蛍石]

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Rogerly Mine Frosterley, Weardale, North Pennines, Co Durham, England

今回は、イギリス産の蛍石です。サイズ:65mm×48mm

これまで、何回もご紹介しているイギリス産蛍石ですが、その中でも一番古くから居るのがこの子になります。勿論、ブラックライトで、青白い蛍光を楽しむ事も出来ます。

しかし、改めて自分のコレクションに占めるロジャーリー産のグリーンフローライトを見ると、少し整理しても良いかな~と思いました。最近はネットオークションもやり易くなったし、トライしてみようかな。流石にフリーマーケットでは売り難い気がするので、手放すならオークションなんでしょうね~。それともフリマで石ばかり並べてても、誰か買ってくれますかね?

蛍石(フローライト)/パープルフローライト [鉱物図鑑:蛍石]

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Coahuila, Mexico

今回は、私の大好きな石でもある蛍石(フローライト)です。既に何回かご紹介したメキシコ産のパープルフローライトの結晶です。サイズ:40mm×36mm

写真の様な六面体が折り重なってキラキラと光る結晶は、メキシコ産の蛍石として沢山販売されています。何度かご紹介したように、主に八面体と六面体の結晶がありますが、有力な説としては、結晶生成温度が高いと八面体、低いと六面体の結晶となるらしいです。

蛍石だけではありませんが、鉱物はその成長速度や環境で同じ組成でも結晶の形が違ってくる事があり、これがまた魅力ではないかと思います。それに多彩な色もまたしかり。この子も、濃い紫色がなんとも高貴な感じで、良いでしょう?


蛍石(フローライト) [鉱物図鑑:蛍石]

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La Viesca,Asturias,Spain

今日はスペイン産の透明な蛍石をご紹介します。サイズ55mm×32mm

写真のように、透明から淡いブルーに発色した六面体の小さな結晶(5mm程度)のクラスターです。光を当てるとキラキラと本当に綺麗です。結晶サイズが小さいですが、本当に淡いブルーが綺麗なので、一部の結晶だけをルーペで拡大して楽しむのが好きな標本です。

スペイン産は色も多彩で面白いです。スペイン産の透明な蛍石は、他にも持っているのでまたご紹介したいと思います。

蛍石(フローライト) [鉱物図鑑:蛍石]

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Reguerin, La Viesca Asturias, Spain

スペイン産の透明な蛍石(フローライト)をご紹介します。サイズ:50mm×32mm

写真の様に、透明度の高い蛍石のクラスターです。前々回ご紹介した透明なスペイン産蛍石と比べると、結晶サイズが10mmを越える立方体のクラスターで、こちらの方が見栄えがします。

ブルー,グリーン,イエローと色とりどりの蛍石も良いですが、写真の様な透明な結晶もまた良いですね。本当に、蛍石は結晶形や色が多様でその結晶毎に違った趣が楽しめます。集めても集めても飽きないのは、良い事なのか、困った事なのか・・・。

八面体の蛍石(フローライト) [鉱物図鑑:蛍石]

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今日は八面体に劈開させた蛍石の結晶です。中国産で、一辺が12mmあります。

蛍石(フローライト)と言えば、タンブルに加工した物と並んでこの八面体結晶を見かけるのではないでしょうか?このブログでも何回かお話させて頂きましたが、この八面体は、劈開させた後研磨しているので、原石そのものの美しさという訳ではありません。が、劈開という蛍石の特徴を上手く使って、石の美しさを引き出している良い例だと思います。

写真の蛍石は、ご覧の通り有色の蛍石ではなく、無色透明の綺麗な八面体です。ブルーやグリーンの結晶も良いですが、透明な蛍石もまた良いものです。

蛍光鉱物の蛍光写真(蛍石(イエローフローライト)の蛍光) [鉱物図鑑:蛍石]

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今日は蛍光鉱物といえば、これ!という蛍石の蛍光写真です。左が蛍光下、右が長波紫外線(ピーク波長:365nm)をあてて撮った物です。

気が付くと、今までご紹介できなかった比較的弱い蛍光の鉱物ばかり写真を撮っていて、蛍光鉱物の定番たる蛍石(フローライト)が置き去りになっている事に気がつきました。申し訳ないです。

さて、写真のスペイン産イエローフローライトは、非常に透明度の高い黄色の結晶からなるクラスターです。紫外線長波で右側の写真の様に白っぽい黄色に蛍光しするのがお分かりになるでしょうか。

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蛍光鉱物の蛍光写真(蛍石(パープルフローライト)の蛍光) [鉱物図鑑:蛍石]

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Sabinas Mine Melchor Musquiz, Coahuila Mexico

前回に引き続き、蛍石(パープルフローライト)の蛍光写真をご紹介します。左が蛍光下、右が長波紫外線(ピーク波長:365nm)をあてて撮った物です。

メキシコ産のこの標本は、蛍光灯下では、ラヴェンダーカラーと呼ばれる透明感のある淡い紫色が楽しめます。これまでの照度の弱いランプでは、「あれっ?蛍光してるのかな?」程度でしたが、新しく購入したUVランプを当てたところ・・・右側の様に綺麗な蛍光がはっきり観察できました。

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