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年代測定についての考察 その1 [雑記(鉱物関連)]

前回、モルダバイトの話を書いた際に、年代測定の話も書きました。

このように、鉱物の話をする時に、よく年代の話が出てきます。では、どうやって測定しているのか?年代測定の方法は、実に様々です。私も十分に理解しているとは言えませんが、少しご紹介したいと思います。面白くない方には、全く面白くないお話な上、文字ばっかりで申し訳ありません。

もし、間違い等がありましたら、お手数ですがお知らせいただければ幸いです。
 

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タグ:年代測定法

年代測定についての考察 その2 [雑記(鉱物関連)]

前回は、だらだらと長文になってしまい申し訳ありませんでした。

残る『自然放射線による固体物質内の損傷を利用する方法』による年代測定について説明して、年代測定の話は終わりにしたいと思います。今しばらくお付き合い下さい。
 

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タグ:年代測定法

ひな祭 [雑記(鉱物関連)]

今日は楽しいひな祭り~♪。娘が生まれたので我が家にも雛人形がやって来ました。やっぱり雛人形があると華やかですね~♪人形の顔も、型抜きじゃなくて、職人さんが顔に胡粉を塗って仕上げてます。
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胡粉といえば、今では貝殻から取る炭酸カルシウムを使った貝胡粉を指しますが、昔は鉛白を指していたことをご存知でしょうか?
鉛白・・・つまり白鉛鉱(セルサイト)の粉末です。実際、白鉛鉱(セルサイト)は、ラテン語のおしろい『Cerussa』からセルサイト(Cerussite)と名前がつけられています。とはいえ、化粧品としては、古代から天然顔料ではなく、鉛を酢の蒸気に晒すという方法で人工的に合成されていたようです。

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鉱物関連イベント紹介 [雑記(鉱物関連)]

さて、今日からいよいよMineral the World in横浜が開催です。今月頭にあったホリミネラロジーさんのミネラルコレクティング Spring 09に行けなかった私としては、是非行っておきたいところです。

<私が行こうかな~と思っているイベント>
第4回 Mineral the World in横浜(HPはコチラ http://www3.plala.or.jp/mineral-world/
期間:2009年3月27日(金)~3月29日(日)
場所:ワールドポーターズ6階イベントホールA・B
横浜ワールドポーターズでは2回目の開催ですね。来場先着100名にプレゼントがあるそうです。

第22回 東京国際ミネラルフェア
日時:6月5日(金)~9日(火)(確定ではありません)
会場:ハイアットリージェンシー東京・第一生命ビル スペースセブン イベント会場
恒例のミネラルフェア、まだ詳細は決まっていませんが、今年も是非参加したいと思っています。

その他、有隣堂さん恒例の『化石鉱物フェア』は、先日まで厚木店で開催されていましたが、現在は橋本店で開催中です。

石の値札(雑記) [雑記(鉱物関連)]

鉱物や原石を購入していると、普段見慣れない単位や値札を目にします。ご存知のかたには、あたりまえの話なので、面白くないかもしれませんが、これからミネラルフェアに初参加されるかたなどには参考になるかな?なんて思ってこの話を書いて見ようかな~と思いました。私も最初は、ちょっと戸惑ったくちなので・・・。

一番分かり易いのは、石やケースにシールで値段が貼ってある物。見れば分かるって奴です。他に一般的なのは、小さな丸シールに1とか10とか書いてある物。基本的に×1000円という場合が多いです。5と書いたシールなら5000円って事ですね。後は、丸シールを使ってるのは同じだけど、シールの色で値段を表しているお店。大抵、店頭に何色が幾らと書いた紙が張ってあります。後、意外と外国のお店に多いのが、時価w。この石幾ら?と聞かないと分からない。かなり大雑把なのでタイミングで値段が変わる事も・・・^^;でも逆に値段交渉しやすかったりもします。

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人工ピンクコランダムのルース [雑記(鉱物関連)]

今日は鉱物ではありません。息子のコレクションから、キュービックジルコニアと人工コランダムのルースをご紹介します。
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これは、先日東急ハンズで息子に買ってあげた物です。結婚指輪を見せてあげた所、欲しい~!。それは無理~。という訳でイミテーションで納得させました。数百円でこんな綺麗な石が買えるのですから、良い世の中です。中世ヨーロッパに持ち込めば莫大な富が手にはいる・・・w。

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鉱物の毒性について [雑記(鉱物関連)]

鉱物を収集していて、そして小さい子供が居る我が家の場合、気をつけているのが、鉱物の毒性です。

危険な鉱物というと、まず思いつくのがアスベスト。飛散した繊維を吸い込むと、中皮腫の原因になる事は有名な話ですね。この中皮腫は、胸膜、心膜、腹膜などのしょう膜腔を覆う中皮表面およびその下層の組織から発生する癌で、きわめて予後不良な悪性腫瘍として知られています。潜伏期間が曝露から20年~50年とも言われ、近年社会問題にもなっています。
このように、標本として流通している鉱物の中にも毒性が強いものが存在するんです。代表例を幾つかご紹介してみます。

<砒素を含む鉱物や水銀を含む鉱物>
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鉱物には、猛毒の砒素や水銀を含んだものがあります。そして、収集マニアには、結構人気があったりするんです。砒素化合物は、鉱物毒として古くから知られています。これら鉱物は、ミメット鉱や鶏冠石など綺麗な色をした魅力的な物が多いのですが、その裏に潜む危険も忘れないようにしたいですね。そうそう輝安鉱だって、アンチモンの化合物です。アンチモンは、砒素と同族元素ですからよく似た性質があり、これまた毒性が強い物質なんですよ。まあこれらの鉱物は、経口しない限り大丈夫ですが、危険性も知っていて欲しいですね。

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第22回 東京国際ミネラルフェア(告知) [雑記(鉱物関連)]

第22回 東京国際ミネラルフェアのHPが出来てました。(http://tima.co.jp/tima/index.html

場所は毎度お馴染みの新宿第一生命ビル1F スペースセブンイベント会場。今回は、6月5日(金)~9日(火)ですが、なんと入場料1000円で5日間通し券なんだそうです。今までは1日券と5日間通し券が別々に売られていましたが、1日券の値段で連日通えるのは嬉しいですね。

特別展は『世界・日本の偉人・・・鉱物との意外な関係』。鉱物収集は王侯貴族達の趣味として知られていますから、色々と面白そうなテーマだと思います。取り上げられる偉人は、ナポレオンやモーツアルト、ミケランジェロ、ゲーテ、ペリー、柿本人麻呂、平賀源、etc...

前売り券だと900円ですから興味のある方は是非どうぞ。因みに、中学生以下は無料ですよ。

私も初日から行こうと画策中です。ただ、恥ずかしながら給料がガッツリ減ってしまったので、購入資金を確保するのが難しい・・・。

第22回 東京国際ミネラルフェア~1~ [雑記(鉱物関連)]

第22回 東京国際ミネラルフェア(公式HP:http://www.tima.co.jp/tima/)に行って来ました。
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皆様ご指摘のインフルエンザ、ちゃんと会場入り口には、こ~んな掲示が・・・。ついでに消毒用のアルコールも備え付けられていました。
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さて今回は、頑張って10時前に到着したので、先着150名の無料プレゼント(5,6,7日は先着150名、8,9日は100名です。)を頂く事が出来ました。中身は、トパーズ,フローライト,アンモナイト,母岩付き三葉虫のいづれか一点なのですが、私が頂いたのはアンモナイトでした♪
それにしても、整理券の番号を見て分かるように、145番目・・・。先着150名のギリギリでした^^;
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第22回 東京国際ミネラルフェア~2~特別展 [雑記(鉱物関連)]

今日は、第22回 東京国際ミネラルフェアの特別展『世界・日本の偉人・・・鉱物との意外な関係』をご紹介します。

世界の偉人は、ナポレオン,ミケランジェロ,モーツァルト,ゲーテ,ペリー。日本の偉人は、平賀源内,柿本人麻呂,行基,宮沢賢治,和田維四郎であった。

ナポレオンの展示は、ナポレオン岩。ナポレオン一世の生地、コルシカ島の人々が、ナポレオンの死後地元で採れる球状斑レイ岩を『ナポレオン岩』と呼ぶようになったらしい。
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ナポレオンに関しては、他にもユージアル石があった。
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これは、ナポレオン3世の息子『ルイ・ナポレオン(プリンス・ナポレオン)』が、グリーンランドで自らハンマーをふるって採取してきた原標本が展示されていた。

ミケランジェロの展示は、カララ産の大理石。それも水晶入りだ。
カララ産の大理石には大小の隙間があって、その中に各種鉱物の結晶が見られるそうだ。なかなかに美しい。
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彼は、他の彫刻家が大理石を自分の作品の材料として、見ているのに対し、自らが採石者だったと説明があった。石屋から石を買うのではなく、彼自身が採石夫であり、運搬工であり、採石者だったらしい。事実、良質な大理石産地を発見し、開発したと伝えられているそうだ。
 

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